2014年05月30日
京都 世界遺産桜巡り旅行 四日目 金閣寺・満開の原谷苑・仁和寺の御室桜
金閣寺 正式名称を鹿苑寺といいます。
1994年(平成6年)、ユネスコの世界遺産(文化遺産)「古都京都の文化財」に登録。
金閣寺の一層は寝殿造り、二層目は武家造り、三層目は中国風となっています。
一層は金箔を張らず素木仕上げとし、二層と三層の外面(高欄を含む)は全面金箔張りです。
三層は内部も全面金箔張りです(床面を除く)。
屋上の鳳凰像
陸舟(りくしゅう)の松
足利義満手植えと伝えられる松。京都三松の一つ。
金閣寺をあとにして、「仁和寺」へ行くことにしました。
ところが、金閣寺前で乗ったタクシーの運転手さんは、
タクシー「仁和寺も良いけど、今の時期は原谷苑のほうがお薦めですよ。」
私 「原谷苑??? この近くですか??」
タクシー「ひと山越えた所にありますが。」
私 「山越え?、滋賀県?、福井県?、まさか日本海側?・・」と、(心の中で呟き、)
「何キロ程走りますか?」と、一応尋ねたら、
タクシー「料金だと1000円ぐらいです。」
私 「宜しくお願いします。」
と、こんな感じでタクシー運転手さん一押しの「原谷苑」へ。
山越えとは、衣笠山のことのようですね。
「原谷苑」 こんな素晴らしい桜の名所があるとは、全く知りませんでした。
原谷苑
原谷苑は金閣寺から北西の山間、原谷にある桜の名所でした。
苑内の桜は20数種類。4000坪の敷地に400本以上。
紅しだれ桜が咲き出し、薄墨桜、染井吉野、メインの八重紅しだれ桜、
黄桜、緑桜、菊桜、郷桜などが4月下旬まで順次咲き続けるそうです。
原谷苑
何処を歩いてもしだれ桜で覆われて空が見えないほどです。
何処を歩いても観光客の驚きの歓声が聞こえます。
これだけの桃源郷を歩けるのなら、1,200円の入園料も高くはありません。
(ピーク時の土日は、1,500円です。)
原谷苑
原谷苑
そして、数々の桜の木の下には、満開のミツバツツジ、ユキヤナギ、レンギョウ、
シャクナゲ、ツツジ等、春の花々が一面に隙間なく咲き誇り、本当に凄いんです。
これほど美しい光景を見たことがありません。
奈良県吉野山の満開の千本桜、長野県高遠城址公園の桜、千鳥ヶ淵の桜に負けていません。
いえ、以上なのです。
常にポーカーフェイスの私も驚きと感動の連続です。
「タクシーの運転手さん、ありがとう!」と、感謝。
原谷苑の所在地 京都市北区大北山原谷乾町36番地
大変名残惜しいのですが、原谷苑にお別れして、タクシーで10分ほどの仁和寺へ向かいます。
仁和寺 五重塔と名勝御室桜
仁和寺は真言宗御室派の総本山です。
平成6年(1994年)に古都京都の文化財の1つとしてユネスコの「世界遺産」に登録されました。
御室桜
御室桜は、遅咲きで、背丈の低い桜です。
仁和寺 五重塔と御室桜
仁和寺 五重塔と御室桜
仁和寺 五重塔
仁和寺 金堂(国宝)
仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置する御堂。
慶長年間造営の御所 内裏紫宸殿を寛永年間(1624〜43)に移築したものです。
現存する最古の紫宸殿です。
京都世界遺産桜巡り旅行 写真撮影日 2014年4月7日〜10日
2014年05月23日
京都 世界遺産桜巡り旅行 三日目(その3) 京都の夜景『清水寺 夜の特別拝観ライトアップ』
京都東山の「清水の舞台」
例年、清水寺は、春、夏、秋の3回、夜に特別拝観ができます。
清水寺から夜空に向かって放たれる青い一筋の光は、
観世音菩薩の慈悲の心を表したもので、京都市街からもその幻想的な光景が望めます。
仁王門
仁王門の両脇には京都で最大級の仁王像。(像高3.65m)
向かって右側が開口阿形(あぎょう)の那羅延堅固王(ならえんけんごおう)、
左側が閉口吽形(うんぎょう)の密迹金剛力士(みっしゃくこんごうりきし)。
次回は、京都世界遺産桜巡り旅行 四日目『金閣寺』です。
2014年05月21日
京都 世界遺産桜巡り旅行 三日目(その2) 『二条城・護王神社・京都ブライトンホテル』
京都御所から二条城へ移動です。車で5分程です。
世界遺産(世界文化遺産)元離宮二条城 唐門
切妻造,桧皮葺の四脚門でその前後は唐破風造となっています。
唐門は、彫刻がふんだんに使われています。
二の丸御殿と二の丸庭園
二条城は、徳川家康が1603年に京の宿館として建設。
幕末の1867年には15代将軍慶喜がここで大政奉還を発表しています。
二条城 本丸の常御殿
二条城 本丸御殿の正門(車寄せ)
本丸御殿を出て西橋を渡るとヤエベニシダレが満開でした。
清流園の洋風庭園にもヤエベニシダレがあります。
二条城のサクラは城内全域で,約400本・50品種が植えられています。
桜のトンネルです。
二条城 桃山門前の桜の園 (ライトアップ会場です。)
二条城 東大手門を後にして、京都御所近くの護王神社へ。
京都 護王神社拝殿
護王神社は京都御所の西側、烏丸通に沿いに鎮座する神社です。
平安京の建都に貢献した和気清麻呂をお祀りしています。
拝殿前には、狛犬の代わりに雌雄一対の狛イノシシが建てられています。
境内の狛猪に因み「いのしし神社」とも呼ばれています。
護王神社は、足腰の守護神です。
参拝者は足形の石の上に乗ったり、碑をさすったりして祈願します。
高齢の方だけではなく、陸上競技やサッカーのほか、スポーツにおける足腰守護の
ご利益と上達必勝祈願を求めて全国から多くの参拝者が訪れます。
護王神社境内には、国歌「君が代」に詠まれる「さざれ石」がありました。
その大きさは幅3メートル、高さ2メートル。まさに大きな巌に育って苔がむしています。
石碑の説明には「日本一のさざれ石」と記されています。
京都旅行3日目は、『京都ブライトンホテル』に宿泊。
京都御所、護王神社からは徒歩5分です。
因みに、『京都ブライトンホテル』の客室の写真を撮影したので、
旅行の機会がありましたら参考にして下さいませ。
加湿空気清浄機が完備されています。
抹茶セットとお茶菓子も備わっています。お茶を立てて一服。
ダイニングテーブル。
洗い場付きのバスルーム。大型のバスタブです。
洗面台
ホテルでの夕食後、清水寺のライトアップへ。
次回に続きます。
世界遺産(世界文化遺産)元離宮二条城 唐門
切妻造,桧皮葺の四脚門でその前後は唐破風造となっています。
唐門は、彫刻がふんだんに使われています。
二の丸御殿と二の丸庭園
二条城は、徳川家康が1603年に京の宿館として建設。
幕末の1867年には15代将軍慶喜がここで大政奉還を発表しています。
二条城 本丸の常御殿
二条城 本丸御殿の正門(車寄せ)
本丸御殿を出て西橋を渡るとヤエベニシダレが満開でした。
清流園の洋風庭園にもヤエベニシダレがあります。
二条城のサクラは城内全域で,約400本・50品種が植えられています。
桜のトンネルです。
二条城 桃山門前の桜の園 (ライトアップ会場です。)
二条城 東大手門を後にして、京都御所近くの護王神社へ。
京都 護王神社拝殿
護王神社は京都御所の西側、烏丸通に沿いに鎮座する神社です。
平安京の建都に貢献した和気清麻呂をお祀りしています。
拝殿前には、狛犬の代わりに雌雄一対の狛イノシシが建てられています。
境内の狛猪に因み「いのしし神社」とも呼ばれています。
護王神社は、足腰の守護神です。
参拝者は足形の石の上に乗ったり、碑をさすったりして祈願します。
高齢の方だけではなく、陸上競技やサッカーのほか、スポーツにおける足腰守護の
ご利益と上達必勝祈願を求めて全国から多くの参拝者が訪れます。
護王神社境内には、国歌「君が代」に詠まれる「さざれ石」がありました。
その大きさは幅3メートル、高さ2メートル。まさに大きな巌に育って苔がむしています。
石碑の説明には「日本一のさざれ石」と記されています。
京都旅行3日目は、『京都ブライトンホテル』に宿泊。
京都御所、護王神社からは徒歩5分です。
因みに、『京都ブライトンホテル』の客室の写真を撮影したので、
旅行の機会がありましたら参考にして下さいませ。
加湿空気清浄機が完備されています。
抹茶セットとお茶菓子も備わっています。お茶を立てて一服。
ダイニングテーブル。
洗い場付きのバスルーム。大型のバスタブです。
洗面台
ホテルでの夕食後、清水寺のライトアップへ。
次回に続きます。
2014年05月10日
京都 世界遺産桜巡り旅行 三日目(その1) 『東寺・春の京都御所一般公開』
東寺 五重塔(国宝)
東寺南大門と五重塔
前夜(4月8日)、東寺の夜桜ライトアップを見学したのみだったので
再度、日中の境内を散策することにしました。
染井吉野は、まだまだ見頃でした。
夜桜を幻想的に演出するライトアップの照明機材です。
東寺の夜桜は、こちらに掲載しています。↓
京都 世界遺産桜巡り旅行 二日目(その2) 『東寺の夜桜ライトアップ』
http://yoimatsuri.sblo.jp/article/93735825.html
東寺 金堂(国宝)
東寺 金堂(国宝)
東寺参拝後、
一旦、京都駅直結の『ホテルグランヴィア京都』に預けていた荷物を受け取り、
3日目の宿泊ホテル、京都御所まで約5分の『京都ブライトンホテル』へ移動です。
じつは、今回の京都旅行は、『ホテルグランヴィア京都』 2泊の予定でした。
ところが、偶然にも九州の母が『京都ブライトンホテル』 3泊4日で京都観光をしていたのです。
それで、急遽、日程を延ばすことにしました。
運良く、同じホテルの予約も取れました。
ホテル到着後、荷物を預けて、「春の京都御所一般公開」へ
春の京都御所一般公開
今回は天皇陛下の傘寿を祝い、
天皇と国賓しか通れない正門「建礼門」を1997年の秋以来、17年ぶりに開放されました。
新御車寄(しんみくるまよせ)では、午年に因んで
跳馬図と乗馬の打毬図を描いた馬形障子(衝立)が初公開されました。(秘蔵品)
月華門
承明門
承明門。 奥は、紫宸殿です。
紫宸殿
紫宸殿
明治天皇、大正天皇、昭和天皇の即位の礼はこの場所で行われました。
尚、平成の即位式は 東京の皇居で行われました。
紫宸殿の裏側
清涼殿 御帳台(みちょうだい)
御帳台
清涼殿 釣灯籠
御池庭
小御所
小御所と御学問所の間にある蹴鞠(けまり)の庭。
御学問所
「鶴」本多米麓(ほんだべいろく)の杉戸絵
「寿老人」福井徳元の杉戸絵
今回の掲載画像は、31枚です。(ちょっと多過ぎですよね。)
ブログ記事を作成時、ファイル名を一つ一つ書き込むのは面倒ですよね。
こういう場合は、【フォルダ内のファイル名を一覧】にします。
その方法は、エクスプローラーを開き、
ファイル名を取得したいフォルダを「Shift」キーを押しながら右クリック。
表示されたメニューから「コマンドウィンドウをここで開く」をクリック。
開いた「コマンドプロンプト」の画面の「>」あとに
「dir /b >abc.txt」と入力し、「Enter」キーを押します。(abc.txtのabcは任意です)。
ファイル名を取得したいフォルダ内に、
全てのファイル名を記した「abc.txt」が作成されます。
とても便利です。
「えっ・・・? そんなこと、フツーに知ってるって?・・・そうなのですかぁ〜〜・・・。」
次回は、二条城と清水寺ライトアップです。