2015年05月29日
首都圏花の名所 皇居東御苑(二の丸庭園)のサツキ(見頃)と花菖蒲の開花情報
見頃の皇居東御苑(二の丸庭園)のサツキ。(写真撮影日は、2015年5月28日)
今年は、サツキの満開時期に花菖蒲の開花も重なり訪れる人を楽しませています。
菖蒲田のハナショウブは、昨年よりも咲き始めが早く、
6月初旬には見ごろを迎えそうです。
皇居東御苑の花菖蒲は、明治神宮御苑の菖蒲田から株を譲り受けたものです。
まだまだ、固い蕾も多いのですが、
よく手入れされた花菖蒲が綺麗に咲いています。
皇居東御苑内の説明板 こちらは拡大版です。
アヤメの仲間の見分け方と
アヤメの仲間の生育場所の違いが記されています。
帰り道、和田倉噴水公園へ。
皇居東御苑
所在地 東京都千代田区
休園日(月・金)
尚、5月30日は臨時休園です。
2015年05月01日
秩父の観光名所「芝桜の丘」羊山公園 開花状況
満開の芝桜(羊山公園)。 2015年4月29日撮影
背後は、武甲山。
公園の敷地内はベンチが沢山あり座って芝桜を観賞できます。
西武秩父駅を下車し、徒歩で羊山公園へ行く場合、上り坂が続きます。
2010年の「芝桜の丘」にその様子を記していますのでよろしかったらご覧下さい。
↓
首都圏花の名所:埼玉県秩父市羊山(ひつじやま)公園「芝桜の丘」開花情報 VOL.U
http://yoimatsuri.sblo.jp/article/37432712.html
首都圏花の名所埼玉県秩父市羊山(ひつじやま)公園「芝桜の丘」開花情報 VOL.T
http://yoimatsuri.sblo.jp/article/37416594.html
「芝桜の丘」羊山公園
所在地:埼玉県秩父市大宮6360
信州善光寺の7年に一度の御開帳に行って来ました。
北陸新幹線「かがやき」で長野へ出発。
車両は、新幹線のファーストクラス「グランクラス」
と言いたいのですが、普通車です。
北陸新幹線車窓からの眺め
日本百名山のひとつ、上州・武尊山(ほたかやま2158m)が見えます。
手前は赤城山の裾野。
日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に登ったという伝説からの山名で、
山頂近くに日本武尊の像が建っています。
JR長野駅構内は、ポスターやのぼりなどで善光寺の御開帳を盛り上げています。
長野駅構内の記念撮影スポット
長野駅から善光寺までは約2Km。
長野駅から路線バスを利用するなら、
善光寺口バスロータリー「1番のりば」(善光寺方面行き)。
長野駅→善光寺大門、所要時間約15分、運賃150円)
善光寺大門のバス停から善光寺本堂までは、徒歩5分程度です。
また、
中心市街地循環バス「ぐるりん号」もあります。時刻表は、↓
◇4番乗り場【C−01 長野駅】 善光寺入口まで6分
・ 善光寺表参道(中央通り)北上(信大・県庁周り)
・午前8時35分から午後7時20分まで、
毎時05分、20分、35分、50分発
◇7番乗り場【C−16 長野駅前】 善光寺大門まで9分
・長野大通り北上(市役所入口・権堂周り)
・午前8時53分から午後7時38分まで、
毎時08分、23分、38分、53分発
と、このようにバスの便も良いのですが、
私たちは、善光寺の表参道や仲見世通りをぶらぶら歩いてお参りすることに。
「遠くとも一度は詣れ善光寺」
遠いところに住んでいる人でも、
一生のうちに1度でもいいからお参りしたほうがいいという。
毎年約600万人もの人が参拝するために訪れるといわれています。
そして、今年はこの御開帳期間だけでも700万人の参詣者が見込まれています。
宗教には全く無関心な我が家ですが、
7年に一度の御開帳ということもあり観光を兼ねてお参りしてきました。
仁王門
この門には善光寺の山号である「定額山」の額が掲げられています。
善光寺の仁王像は、通常とは逆で、向かって左側が「阿形」、右側が「吽形」です。
高村光雲と米原雲海の合作です。
山門
山門に掲げられた通称「鳩字の額」とも呼ばれる「善光寺」の額。
よく見ると「善」の字が牛の顔の形に見え、「善光寺」の三文字の中に鳩が五羽隠されています。
「牛に引かれて善光寺参り」・・・・・
平成27年とありますのでこの看板の前でも記念撮影。
国宝善光寺本堂と回向柱
善光寺は無宗派の寺院です。
本堂前に立てられた高さ約10mの回向柱には、白い綱が結ばれています。
拡大してみます。 ↓
前立本尊の御手と「善の綱」によって結ばれるため、
回向柱に触れると前立本尊に触るのと同じ御利益があるそうです。
本堂の中にも入り口付近までは無料で入ることができますが、
本堂の内陣(畳の間)に入って御本尊の前で参拝するには参拝券が必要です。
お戒壇めぐりと資料館のチケットもセットになっていました。
御開帳期間中なので本堂内部は混み合っていましたので
予定通り『長野県信濃美術館 東山魁夷館』へ行こうと思ったものの、
七年に一度の御開帳。折角ですので参拝券を購入することにしました。
そして、御本尊参拝後は、
真っ暗闇な回廊を手探りで進むあの有名な「お戒壇巡り」へ。
善光寺の「お戒壇めぐり」とは、暗闇の回廊を手探りで壁づたいに歩き
御本尊の真下にある「極楽の錠前」を探し、
「極楽の錠前」に触れることで、極楽往生が約束されるといわれています。
「お戒壇巡り」の真っ暗闇は、半端ではありません。目の前のものが何も見えないのです。
一歩前を歩く人さえ見えません。
どれほど暗いのかと言いますと、
こんなかんじです。↓
「お戒壇巡り」入り口の階段を下りて暗闇の中を数歩進むと、
私の後方を歩く見ず知らずの年配の女性が私に話しかけるのです。
「おねえさんの洋服に摑まってもいいかしら・・・」と。
お姉さんと言われたことに気をよくしたのか、
迂闊にも、私は愛想良く応えてしまったのです。
「もうおねえさんじゃありませんけれど、どうぞ、どうぞ。」
と、言い終わるや否や、またまた、後ろから話しかけるのです。
「この真っ暗闇はどこまでなのかしら・・・」等々、
いろいろと話しかけてきますのでその都度お応えしましたが・・・・・・。
既に万事休す。
『回廊を出るまで無言でないとご利益がない!』 のですよ。
どこまでも優しい私は、後ろの見ず知らずの方には
この真実をお伝えするはできませんでした。
御朱印所は、回向柱近辺の左右に設置されています。
本堂を正面に見て、左側の御朱印所の一番の窓口には
御開帳参拝記念の限定御朱印・色紙も頒布しています。
また、御朱印所の他の窓口は長蛇の列ですが、
一番の窓口では、御朱印帳を一旦預けて番号札を頂き、
後で受け取ることもできます。
また、本堂の内陣(畳の間)の右側にも御朱印所があります。
こちらは、知っている方が少ないのか、並んでいる方はいませんでした。穴場です。
日本忠霊殿・善光寺史料館
戊辰戦争から第二次世界大戦に至るまでの240万余柱の英霊を祀る、我が国唯一の仏式による霊廟。
世尊院釈迦堂・釈迦涅槃像 重要文化財
現世の願いを叶える仏様。
善光寺の御開帳期間、お寺の前に回向柱が立ちます。
回向柱は釈迦涅槃像と繋がっています。
延命地蔵尊(如来堂跡)
釈迦涅槃像と向き合うようにして座しています。
今回の善光寺御開帳では、初の試みとして回向柱のライトアップを実施しています。
(日没から21時まで)
善光寺
所在地 長野県長野市元善町491