2017年04月24日

雪国・山形県旅行記(2泊3日)−その4−湊町・酒田(庄内)のシンボル「山居倉庫」


(先週、北海道へ行って来ましたが、先月の東北の旅行記がまだ途中なので、続きを書くことにします。)



庄内のシンボル山居倉庫

山居倉庫裏のケヤキ並木。

米どころ庄内のシンボル山居倉庫。明治26年(1893)に建てられた米保管倉庫です。

「旅先の歴史を知る一番の近道は、寄り道かも知れませんね。」のキャッチコピーで有名な、
倉庫の前を歩いている吉永小百合さんのJRのポスターのあの場所です。



庄内のシンボル山居倉庫

倉庫の周りは、日よけ、風よけの目的でケヤキ並木が配されています。



庄内のシンボル山居倉庫

山居倉庫正面

山居倉庫は、二重屋根構造など米の保管庫として当時の建築技術の粋を集めたものとなっています。



庄内のシンボル山居倉庫



庄内のシンボル山居倉庫

山居橋

酒田は、江戸時代には、西廻り航路の拠点として、多くの廻船問屋や米問屋が軒を連ねていました。
その米問屋や廻船問屋があった本町とは、山居橋により繋がっています。

商業の町として、「西の堺、東の酒田」と言われるほど、昔は活気に満ち溢れた町でした。



庄内のシンボル山居倉庫







写真撮影日 2017年3月24日





山居倉庫所在地  山形県酒田市山居町1丁目

交通アクセス JR酒田駅からバスまたは車で約10分











2017年04月11日

雪国・山形県旅行記(2泊3日)−その3−出羽三山・羽黒山の国宝・五重塔、三神合祭殿、パワースポット鏡池

出羽三山神社・パワースポット

3月下旬の出羽三山神社 表参道の入口です。雪は例年の3分の1とのこと。



出羽三山神社・パワースポット

随神門(ずいしんもん)。出羽三山の神域の表玄関です。
随神門より内は出羽三山の神域となり、神域は遠く月山を越え、湯殿山まで広がります。

この門をくぐって杉並木の長い階段を歩きます。



出羽三山神社・パワースポット

祓川に掛かる神橋。



出羽三山神社・パワースポット

祓川(はらいがわ)と須賀の滝(すがのたき)



出羽三山神社・パワースポット

トレッキングシューズを履いていますが足元が滑ります。



出羽三山神社・五重塔・パワースポット

羽黒山五重塔(国宝)

羽黒山五重塔までは、随神門から石段を歩き、片道およそ300メートルの道のりです。
雪のない時期であれば片道10分ほどでたどり着くことができますが、当日は雪道のため20分ほどかかりました。

羽黒山は、会津や平泉と共に東北仏教文化の中心でした。
昔は附近には多くの寺院があったそうですが、今は、五重塔だけが杉小立の間に建っています。

平将門の創建と伝えられていますが定かではないようです。
現在の塔は長慶天皇の文中年間(約600年前)に、再建されました。



出羽三山神社・五重塔・パワースポット

雪の山中にひっそりと建つ五重塔は格別です。来て良かったと思わせてくれる「一目千両の荘厳な景色」です。



出羽三山神社・五重塔・パワースポット

折角ですので、角度を変えて撮影。


次は、羽黒山山頂の三神合祭殿へ行きます。

随神門から羽黒山山頂の三神合祭殿までの表参道石段は2446段です。
通常でも1時間ほどかかります。

『では、頂上を目指して・・・』と、言いたいところですが、

雪に埋もれた石段を一時間以上も登るなんてことはいたしません。
五重塔の拝観後は、随神門に戻り、羽黒山山頂の三神合祭殿には別ルートを車で行きます。



出羽三山神社・パワースポット

羽黒山レストハウス前からは雪の参道を歩きます。



出羽三山神社・パワースポット

この辺りは、除雪しているようですね。



出羽三山神社・パワースポット

羽黒山山頂鳥居

この鳥居の先に「出羽三山神社三神合祭殿」があります。



出羽三山神社・パワースポット

出羽三山神社参集殿



出羽三山神社・三神合祭殿・パワースポット


雪に埋もれた三神合祭殿(写真左です。木立に隠れています。)と平和の塔です。

三神合祭殿は、高さ28m、桁行24.2m、梁間17m。屋根の厚さは、2.1mの萱葺きです。
現在の合祭殿は文政元年(1818)に完成したものです。(平成12年、国の重要文化財に指定。)

積雪の為、正面からは参拝できませんでしたので、参集殿から入って中から三神合祭殿へ参拝しました。
(迂闊なことに、雪に埋もれた三神合祭殿の正面からの写真を撮り忘れました。)

三神合祭殿は、月山・羽黒山・湯殿山の三神が合祀されていますので、
三山をお参りしたと同じ御利益があるとのことです。

内部は総朱塗りで、三神合祭殿額の題字は副島種臣の書です。

三神合祭殿は、一般神社建築とは異なり、合祭殿造りの社殿で、一棟の内に拝殿と御本殿とが造られています。また、三神合祭殿の前にある鏡池は、神霊そのものとして信仰されて、強力なパワースポットのようです。



出羽三山神社・パワースポット

鐘楼と建治の大鐘(国の重要文化財)。

出羽三山神社は、NHKゆく年くる年、除夜の鐘の中継回数が多く、伊勢神宮、清水寺、大宰府観世音寺の6回と並んでいます。



出羽三山神社・パワースポット



出羽三山神社・パワースポット



出羽三山神社・パワースポット



出羽三山神社・パワースポット

出羽三山案内図

拡大版は、こちらです。




写真撮影日 2017年3月24日






出羽三山神社

住所 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7

交通アクセス

【バス利用】
・鶴岡市から庄内交通バス羽黒山行きで50分→終点下車
・表参道の石段を登る場合、又、国宝羽黒山五重塔を拝観する場合は、同バスで随神門下車

【車利用】
・山形自動車道鶴岡ICから鶴岡・羽黒線経由で約10km
・庄内あさひICから約15km
・庄内空港から約30km

















2017年04月01日

雪国・山形県旅行記(2泊3日)−その2−銀山温泉・銀山荘からの雪景色

雪国銀山温泉・撮影スポット

銀山温泉『銀山荘』からの雪景色です。窓越しに撮影しています。

三月末ですがご覧のようにまだまだ白銀の世界ですね。



雪国銀山温泉・撮影スポット

銀山温泉のある山形県尾花沢市は、飛騨の高山・越後の高田と並ぶ「日本三雪の地」といわれる豪雪地帯です。
冬の積雪は2mを超えることもあるそうで、266cmを記録しています。



雪国銀山温泉・撮影スポット



雪国銀山温泉・撮影スポット



雪国銀山温泉・撮影スポット

銀山川が流れています。一面真っ白の 雪景色は、水墨画のようです。



写真撮影日 2017年3月25日



山形旅行記、続きます。(次回は、出羽三山・羽黒山の国宝・五重塔、三神合祭殿です。)



銀山温泉アクセス 

車で
● 東北自動車道/古川IC → (国道47号線) → 鳴子 → 赤倉 → 山刀代峠 → 尾花沢 → (国道347号線) → 銀山温泉
● 東北自動車道/村田JCT → 山形北IC → (国道13号線) → 尾花沢 → (国道347号線) → 銀山温泉
● 東北自動車道/仙台宮城IC → 関山峠 → 東根 → (国道13号線) → 尾花沢 → (国道347号線) → 銀山温泉

JR で
● 山形新幹線(つばさ)利用/大石田駅 → 大石田駅からバスで40分 → 銀山温泉
はながさバス 大石田駅〜銀山温泉を結ぶ 路線バス『銀山はながさ号』
『銀山荘』は、JR大石田駅から銀山温泉への送迎バスがあります。

● 東北新幹線利用/仙台 → 特急バス(新庄行)で約2時間 → 尾花沢のりかえ → バスで40分 → 銀山温泉

飛行機で
● 山形空港/車で1時間 → 銀山温泉