
積乱雲に覆われた富士山。(写真中央右に頂上が少しだけ見えます。) 2008年8月8日 撮影


静岡県上空

飛行高度 10926m 対地速度 時速795km 外気温 摂氏マイナス48度の機上からの雲海

タッチパネル式液晶モニター
スターフライヤーは、これまでは高度9〜10キロメートルで飛行していましたが、
11キロメートル前後へと変更しています。高度を上げると空気が薄くなることから燃焼効率は落ちますが、
空気抵抗が大きく減るためにエンジンの出力が抑えられるそうです。
また、高度を上げるだけではなく、飛行速度を燃焼効率の良い速度に近づけることで
燃料費を削減する試みも同時に行っています。
このエアバスA320-200型機の場合、燃焼効率が最も良い速度は時速797キロメートル。
これまでは飛行時間を短くするため、燃焼効率を犠牲にして時速836キロメートルで飛んでいましたが、
時速828キロメートルまで落として運行しているそうです。
只、飛行高度を上げたり、速度を遅くしたりすると、飛行時間が長くなってしまうというデメリットも出てきます。
新興航空会社、スターフライヤーは、全席にパーソナルなタッチパネル式液晶モニターが設置され、
クラシック、ジャズ、ポップスなど音楽は8チャンネル、ニュース、映画、アニメなど動画は12チャンネル、
合わせて20チャンネルが視聴可能です。
また、飛行中の飛行ルート・飛行高度・速度・外気温度等は、この液晶モニターで、確認できます。

静岡県上空からの雲海
本館サイト(高画質風景写真集) 東京風景写真 宵祭り-Digital Photo by Yoimatsuri