
一般競争入札で売却される呉市音戸町沖にある国有の無人島「三ツ子島」の上空からの写真
2009年11月、瀬戸内海上空より撮影した写真の中に話題の三ツ子島が運良く写っていました。
売却される島は音戸町渡子地区の北方の沖合約1キロ。
工業塩の集積基地に使う「三ツ子島」の北側に位置する小島です。
(三ツ子島の一部で、全長およそ280m、面積は7600u。)
「三ツ子島」周辺を、ちょっと拡大してみましょう。
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メキシコから輸入した塩で工業用塩を生産している為、
塩が野積みされている所が白く見えます。
売却対象はこの白く見える所の北側の島です。写真ではちょっと見えにくいのですが・・・。
「三ツ子島」を、さらに拡大してみました。
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三ツ子島は、戦時中は旧海軍が消毒所として使った島で、
水銀系の消毒剤を使っていた可能性があり、
土壌汚染や地下埋設物に関する調査は行われてはいませんが、
土壌汚染の可能性は否定できないそうです。
国有の島を入札で売り出すのは記録に残る限りでは全国的に初めてで、
早速全国から問い合わせが入っているそうです。
物件説明会は22日、中国財務局呉出張所で開催。入札は来年2月9日に実施。
三ツ子島 所在地
広島県呉市音戸町渡子2-1129-2
本館サイト(高画質写真集) 東京風景写真-宵祭り-Digital Photo by Yoimatsuri