
先月、クラーク・コレクション展へ行って来ました。
気になる混み具合ですが、春休み前の平日ということで、
さほどの混雑も無くゆったりと鑑賞できました。
クラーク・コレクションとはシンガーミシン創設者の子孫である大富豪の
アメリカ人クラーク夫妻が収集した美術品です。
そのクラーク美術館の増築工事を機に大規模な世界巡回展が実現したのです。
ルノワール22点を筆頭に、ピサロ7点、モネ6点、シスレー4点、ドガ4点など、
19世紀フランス絵画73点の展覧会です。そのうち59点が日本初上陸。
つまり、印象画のオールスターが勢揃いなのです。じつに豪華。
「奇跡のクラーク・コレクション ― ルノワールとフランス絵画の傑作」の題名通り、
『奇跡』の展覧会でした。

『奇跡のクラーク・コレクション展』開催の三菱一号美術館
(所在地 東京都千代田区丸の内2−6−2)
三菱一号美術館は、2010年4月6日に開館。
煉瓦造りの低層棟は、明治期の重厚なデザインの建物です。

丸の内の三菱ビル前に停車中の
2階建てオープンバスのスカイバス東京(日の丸自動車興業)。
ロンドンオリンピックのメダリスト凱旋パレードの時に、
選手たちが乗り銀座の目抜き通りを運行した車両です。
以前は、途中下車できない1周1時間前後ほどの東京観光コース(定期観光バス)だけでしたが
今では乗り降り自由の「スカイホップバス」も登場。
「スカイホップバス」は路線バス方式で、コース上の停留所を自由に乗降可能。
東京駅丸の内の三菱ビル前を出発し、都内を周遊して三菱ビル前に戻ってきます。
運行ルートは「浅草・東京スカイツリーコース」
「お台場コース」「六本木・東京タワーコース」の3コース。
ルートが重なる停留所でも乗換え可能です。
チケットは1日券 (大人1,800円、小人900円)と
2日券(大人2,500円、小人1,200円)の2種類。
1日券は24時間、2日券は48時間有効です。
例えば14時から乗車した場合、1日券なら翌日の14時、
2日券なら翌々日の14時まで使用できます。
バス車内でもチケット購入可能なため、実質的にどの停留所からでも利用開始できます。
尚、雨の日は天井にカバーをかけて運行するようです。
丸の内に来た序に、丸ビルの5階テラスと新丸ビルの7階テラスから
新しい東京駅を一望することにしました。
国の重要文化財である東京駅丸の内駅舎が,昨年の2012年10月1日,
2007年の工事着工からついに創建時1914年(大正3年)の姿に甦っています。

3階部分(切妻部等)、線路側外壁、
南北のドームと屋根・内装を創建時の姿に復原しています。



ドームのなかのホール天井

ドームレリーフ(鷲・剣・鳳凰)と細部の装飾も復活しています。
↓ こちらは、以前撮影した旧東京駅舎の写真です。

旧駅舎(新丸ビルの7階テラスから2007年に撮影)
1914年(大正3年)に創建された東京駅丸の内駅舎は、
1945年(昭和20年)の米軍空襲によって南北のドームと屋根・内装を焼失。
戦後、3階建ての駅舎を装飾を省き2階建て駅舎に突貫で仮設したものです。
↓ こちらは、東京駅(旧駅舎)の夜景です。(2005年撮影)


2005年撮影の東京駅(旧駅舎)の夜景写真は、Nikon D70で撮影していました。
このNikon D70は、Nikon F100・Nikon COOLPIX 5400とともに
我が家のカメラ防湿庫の中で冬眠中です。
2007年撮影の旧東京駅舎は、Nikon D80 で撮影。
そして、今回の新東京駅舎は、3年前に購入したCanon PowerShot G11 で撮影です。
ところで、
「カメラは進化しても、腕はあまり進化してないんじゃない?」と、感じたあなた。
その時は、その流れた年月を忘れて下さいませ。
まさか、「デジイチもコンデジも、あまり変わらないんじゃない?」なんて
容赦ない突っ込みは・・・・ないですよね〜・・・。