
京都駅からJR山陰本線「嵯峨嵐山駅」へ。乗車時間は、約16分。
京都を効率よく観光するには地下鉄、JR、嵐電等の電車移動が一番ですよね。
最も近い所まで乗ってからタクシーを利用するか徒歩。
電車 + 徒歩orタクシー = 時間の無駄が無い京都観光 でしょうか。
特に桜・ゴールデンウィーク・紅葉時期のバス移動は大変です。
(しかも金閣寺等のような有名な観光地のバス停では満員で積み残されることもあります。)
先ずは、京都を代表する観光地、嵐山・嵯峨野エリアの天龍寺へ。
臨済宗天龍寺派大本山の天龍寺は、
室町幕府初代将軍・足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため建立し
京都五山の第一として栄えました。
「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産に登録されています。

天龍寺本堂前の参道。

庫裏(くり)。 七堂伽藍の一つで台所兼寺務所。

天龍寺の庭園

嵐山と亀山を借景にした「曹源池庭園」


枝垂桜も満開です。




既に散っている桜の木もありましたが、全体的に色々な種類の花が楽しめる時期でした。

到る所に満開のシャクナゲが咲き誇っています。

ミツバツツジも満開です。





天龍寺の鬼瓦

嵯峨野巡り案内板
天龍寺の次は、竹林の道 → 野宮神社 → 二尊院コースを歩きます。

竹林の道を散策


野宮神社は、縁結び,子宝,安産,受験合格の神様です。
特に恋愛成就・縁結びで若い女性に人気があり、写真内の二人の女性の後ろは長蛇の列です。

野宮大黒天のそばにある神石「お亀石」をなでながらお祈りすると、
一年以内に願い事が成就すると言われています。
数ある京都のパワースポットの一つとして人気があります。

皇太子殿下・秋篠宮殿下、同妃殿下が御参拝されました。

小倉池の畔でひっそりと佇む御髪(みかみ)神社。
嵯峨野の竹林を抜けた小倉池の畔に「御髪神社」と文字の入った幟が沢山揺れているのです。
「もしや

鳥居を潜って説明を読みますと日本で唯一の髪の神社ということです。
日本最初の髪結いとされる藤原采女亮政之公を奉っていました。
吊り下げられている数々の絵馬に書かれた殿方の願い事があまりにも深刻過ぎて・・・・・・。
このブログネタ用に撮影したのですが・・・やはり省略することにいたします。

京都紅葉名所の常寂光寺。
山門は太い角材を格子に組んで造られています。
小倉山の中腹の斜面にあり、境内からは嵯峨野を一望できます。

二尊院近くの民芸調のお食事処
昼食時、ここまで来ると、観光客も少なくゆっくりできます。
(12時30分頃でしたが、私たち以外の客は二人のみです。)

駅前の賑わいが嘘のように静かです。
二尊院の広い参道には、桜の木も沢山ありますが、
秋には「紅葉の馬場」と呼ばれ京都の紅葉名所です。
JR東海のテレビCMでお馴染みの場所。

二尊院、正しくは「小倉山二尊教院華台寺」。
平安初期の承和8年(841)に嵯峨天皇の勅願により慈覚大師が建立した天台宗山門派の寺院です。
応仁・文明の乱後、法然の弟子湛空が再興。
二尊院の名は釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を本堂にお祀りされているのに由来します。


境内の墓地にある法然上人廟(室町時代)。京都市指定有形文化財。
二尊院も知恩院と同様に浄土宗の開祖である法然上人ゆかりのお寺です。

二尊院の本堂と境内


満開の枝垂桜。

本堂を一回りできます。


また、境内には「しあわせの鐘」と名付けられた梵鐘があり、自由に撞くことができます。
第一に『自分が生かされている幸せを祈願』し、
第二に『生きとし生けるものに感謝』し、
第三に『世界人類の幸せのために』と三つ撞いて、それぞれに祈願します。

賑やかな渡月橋に戻って来ました。
途中、
「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」としてリニューアルされた
京福電車(嵐電)「嵐山駅」講内を覗いたら、物凄い人出です。
私たちは、混雑前の早めの時間帯に、JR山陰本線で「嵯峨嵐山駅」から「京都駅」へ。
一旦、宿泊先の京都駅直結『ホテルグランヴィア京都』に戻り、夕食後は『東寺の夜桜ライトアップ』へ。
それでは、次回に続きます。