2011年04月22日
新府城跡からの絶景 新府桃源郷開花情報(山梨県韮崎市)
JR中央線 特急スーパーあずさ1号(松本行き)に乗り、
甲府駅で普通電車に乗り継ぎ、新府駅に9時10分着。
新府駅から徒歩約7分で一面ピンク色の桃畑、新府桃源郷に到着です。
新府駅から次の駅の穴山駅間の新府桃源郷ウォーキングコースを歩くと
富士山をはじめ南アルプス鳳凰三山、八ヶ岳、茅ヶ岳などの山々を
眺望する写真スポットがあります。
甲斐駒ケ岳の頂が雲の中から少しだけ覗いています。
この日一番の目的は、
新府城跡から雪を被った八ヶ岳連峰をバックに
新府桃源郷を眺めることです。
さて、この新府城址の本丸跡に辿り着くには、
新府城址の入り口から
約250段の急な階段を登らなければなりません。
(写真の赤い鳥居から、遥か〜に上なのです。)
登りきった本丸跡から見ると、このように急峻な階段なのです。
降りるときは十分気をつけなければ・・、
転げ落ちると大変です。
じつは新府城址に登る前、階段前でお会いした地元の方に、
「とてもじゃないが、あの階段はやめた方がいいですよ。」と、
階段の横の緩やかな坂道を教えて頂いたお陰で、
息切れする事も無く無事に辿り着くことが出来たのです。
階段左横にある緩やかな坂道
こんな感じの散策路が本丸跡まで続いています。
そして、素晴らしい景観の新府桃源郷を眼下に。
新府城址(本丸跡)からの新府桃源郷
ご覧のように、八ヶ岳のシルエットがほんの微かに・・・見えました・・・。
また、本丸跡にある新府藤武神社は、山梨県の桜の名所でもあります。
一面の散り桜。
見頃は過ぎていましたが、
それなりに散り行く桜も楽しめます。
史跡 新府城跡説明板
拡大版は、こちらです。
武田氏の系図の説明板
拡大版は、こちらです。
武田家滅亡の歴史を伝える悲劇の城、
新府城は武田勝頼(武田信玄の4男)が1581年に築城するも、
織田・徳川勢に攻められ、
わずか68日で自らが火を放ったのです。
本丸跡には、武田勝頼を中心に武田家14将の墓標が並んでいます。
(写真は省略)
当日の本丸跡は観光客も僅かな所為か、とても静かで・・・・
と表現するよりも、ちょっと空気が妖しいというか、重たいというか・・・・
霊感が効くという訳でもないのですが・・・
観光地なのに、一瞬、ゾクッとするようなこの雰囲気は何なのでしょう・・・
流石に深夜は無理でしょうが
薄暗くなった黄昏時に
肝試しに訪ねるのもよろしいかと・・・・。
因みに、心霊写真という程のものでもありませんが、
下の写真左側に人(落武者?)の上半身が写っているような気もするのですが・・・
↓
新府城 想定復元図
拡大版は、こちらです。
↑ どうでしょう、それらしきものに見えたでしょうか?
な、な、なんと! こんな記事を書いてしまったら、
当ブログのポリシーにそぐわないではありませんか
軌道修正して続きます。
下調べに依りますと新府駅周辺には、
飲食店・コンビニ・スーパー等が皆無だったので、
甲府駅で一応お弁当と飲み物を買ったのは正解でした。
でも、新府駅が無人駅とは知りませんでした・・・。
この新府駅から穴山駅間には天気が良ければ、
甲斐駒ケ岳や富士山をバックに中央本線を走る電車を
撮影できるスポットがあります。
来年は富士山の見える日を狙って
JR東日本のポスターに使ってもらえるような写真に挑戦しましょう・・・・。
写真撮影日 2011年4月18日
新府城跡
所在地 山梨県韮崎市中田町中条上野
交通アクセス JR中央本線新府駅から徒歩約7分
本館サイト(高画質写真集) 東京風景写真-宵祭り-Digital Photo by Yoimatsuri