
荒海のオホーツク海。
撮影地は、JR北海道釧網本線鱒浦駅(無人駅)近くの海岸です。
鱒浦駅前には国道244号線が通り、駅からもオホーツク海が見えます。

海の向こうにうっすらと見えるのは、知床半島です。
↓ 序に、もう一枚。

砂浜海岸が長く続いています。
1月中旬を過ぎるとこのオホーツク海沿岸には
冬の風物詩の流氷が現れます。
また、流氷とともにやってくるのは、「流氷の天使クリオネ」です。
天都山展望台と併設されたオホーツク流氷館に行けば、
流氷の下に潜らなくても、流氷の無い季節でも、
流氷の天使「クリオネ」に確実に会うことができますよ。
尚、網走では、1月17日に流氷初日となりました。
平年より4日早く、昨年より2日早い流氷初日です。
因みに、
■ 流氷初日:視界外の海域から漂流してきた流氷が視界内の海面で初めて見られた日
■ 流氷接岸初日:流氷が接岸、または定着氷と接着して沿岸水路が無くなり
船舶が航行できなくなった最初の日
■ 海明け:全氷量が5割以下になり、
かつ沿岸水路ができて船舶の航行が可能になった最初の日
■ 流氷終日:視界内の海面で流氷が見られた最後の日
です。
新千歳(札幌)空港から空路 → 女満別空港へ → バスに乗り換え網走へ。
という行程でやって来たのですが、
新千歳(札幌)空港から乗った飛行機の機種が、
トラブルの多さで注目された
ANAのプロペラ機 「ボンバルディアDHC8-Q400」だったのです。
(最大運用高度 7,500m 座席数74席)
↓

プロペラ機には、初めて乗りました。(写真撮影日 2011年10月)
まあ、プロペラ機はエンジンが停止しても
グライダーのように滑空できますし・・・・ね。
とは言っても、車輪がでないとなると
やはり、高知空港での事故のように胴体着陸ですから・・・・。
機内は軽自動車並に狭く、荷物の収納棚が小さいので
旅行バック等の手荷物は預けた方が良いですね。
そんなことをあれこれ考えながらも、
北海道の広大な大地を見下ろせば、
「ボンバルディアDHC8-Q400」の数々の事故のことなどすっかり忘れて、
↓ 大規模な農園が広がる十勝平野を飛行機から撮影しているうちに、

十勝平野の航空写真 (右側の座席から撮影)
右側の座席でしたので、屈斜路湖も見えたのですが、
着陸体勢に入っていたので写真は撮れませんでした。
尚、左側の座席からは、
夕張山地や日高山脈、サロマ湖等が見渡せます。
↓ 女満別空港に到着。

撮影日 2011年10月
鱒浦駅 所在地 北海道網走市字鱒浦