◇◇◇ 2日目 ◇◇◇
上高地
→ 平湯温泉(平湯バスターミナル)
→ 新穂高ロープウェイ
上高地から路線バス(平湯温泉乗り換え)で約1時間20分。
新穂高ロープウェイの山麓 新穂高温泉駅 (標高 1117m)に到着です。
上高地から見えた穂高連峰の反対側、つまり岐阜県側です。

新穂高ロープウェイの山麓 新穂高温泉駅

新穂高ロープウェイの山麓 新穂高温泉駅(ゴンドラ車中から撮影)
かなりの急勾配です。
ロープウェイの勾配としては、日本一ということで、
最急勾配38度の区間があります。

下りのゴンドラとすれ違います。

笠ヶ岳等の絶景が広がります。

第1ロープウェイは、所要時間約5分ほどで、鍋平高原駅に着きます。

鍋平高原駅からは徒歩でしらかば平駅(第2ロープウェイ)に移動して、
2階建てゴンドラに乗り換えます。
しらかば平駅前にあるビジターセンターの横に
かけ流しの温泉露天風呂「神宝乃湯」があります。が、
ロープウェイからも見えるらしいので・・・・・・。

新穂高ロープウェイのしらかば平駅が小さく見えます。
後ろの山は、笠ヶ岳。まさに絶景なのです。
ロープウェイ上りの場合は、後ろの席から笠ヶ岳(標高2,897 m)
進行方向左側に槍ヶ岳(標高3,180m)、大喰岳(標高3,101m)、
中岳(標高3,084m)等を見ることができます。
また進行方向右側には、乗鞍岳(標高3,026m)、焼岳(標高2,455m)の眺望が楽しめます。
新穂高ロープウェイは、第1ロープウェイと第2ロープウェイの
2つのロープウェイをあわせての高低差は、日本一の1,036mです。

西穂高口駅の屋上にある山頂駅展望台からの
新穂高ロープウェイと笠ヶ岳(日本百名山 標高2,897m)
標高 2,156mの山頂駅展望台からは、西穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳などの
北アルプスの山々が 360度の大パノラマで見る事が出来ます。
なかなかの大迫力です。
新穂高ロープウェイの往復2800円の切符も、
この絶景を見れば、決して高くはありません。


微かに槍ヶ岳(標高3,180メートル)が見えます。(中央)
その中央部分を拡大してみます。
↓
槍ヶ岳(標高3,180メートル)

中央が抜戸岳(標高2,813m)、その左側が弓折岳(標高2,592m)

笠ケ岳(標高2,898m)、抜戸岳(標高2,813m)

西穂高岳(標高2,909m)と、右に、独標(標高2,701m)が見えます。
この山の裏側に上高地があります。
写真下の森林地帯は千石園地。

西穂高岳
拡大してみますと、
↓
写っていました。運が良いらしい。
西穂のピークの先からわずかに覗いている岩がジャンダルム(3163m)です。

山頂駅展望台がある千石尾根と
西穂高岳の稜線が交わるところに西穂山荘が見えています。
上高地の田代橋を渡った所の
長野県側の西穂高岳登山口は、この裏側になります。
拡大してみます。
↓
西穂山荘(標高2,385m)

山頂駅展望台(標高 2,156m)には通年集配可能な郵便ポストとして
『山びこポスト』があります。(日本最高所にある郵便ポスト)

西穂高口駅

千石園地の散策路。
西穂高口駅を出たところに広がる千石園地には、
散策コースがあり、冬には積雪3m以上の雪の回廊ができます。

2階建てゴンドラは国内唯一。
下りの発車まで少し時間がありましたので、
再度、山頂駅展望台で、この絶景に名残を惜しむことにしました。
序に写真も撮りましたので、よろしかったら再度ご覧下さいませ。




写真撮影日 2012年5月24日
以上、こんな写真を撮りながら、
ゴンドラの発車時間ギリギリまで展望台にいたので、
新穂高ロープウェイのピンバッチをすっかり買い損ねてしまい、
まっ、山麓駅の売店で買えばいいか・・・と思っていたのですが、
新穂高ロープウェイのピンバッチが
山頂駅でしか手に入らない限定品とは知りませんでした・・・・。
山麓駅で、あの2階建てゴンドラのピンバッチがほしい〜・・・。
と、空しく呟いても手遅れでした・・・・。
因みに、私の山のピンバッチコレクションは、
「登った山」のみではなく、「間近で見た山」も含むのです。
悪しからずご了承くださいませ。
この日の宿泊は、新穂高ロープウェイには徒歩1分と便利な
奥飛騨温泉郷新穂高温泉の『ホテル穂高』です。
予定では、上高地をゆっくり散策し、夕方、ホテル穂高に到着して、
旅行3日目、朝一番のロープウェイで山頂駅展望台へ行くはずでしたが、
3日目の天気予報が外れそうな気配でしたので、
急遽、予定を変更して、旅行2日目の午後に新穂高ロープウェイに乗車したのです。
因みに、旅行3日目の朝は、小雨でした。
では、次回の更新は、
『ホテル穂高、露天風呂付客室から見える笠ヶ岳』です。
新穂高ロープウェイ
所在地 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高
※お得なきっぷ 「奥飛騨温泉郷2日間フリー乗車券」
平湯温泉⇔新穂高を往復する場合、
奥飛騨温泉郷2日間フリー乗車券を購入したほうがちょっとだけお得です。
平湯温泉(平湯バスターミナル)にて発売です。 (濃飛バスのみ)