北海道の旅、
今回の目的地は、世界遺産知床半島です。
羽田から紋別空港に到着し、知床へ向かう途中、
太陽の丘えんがる公園コスモス園に立ち寄ります。
太陽の丘えんがる公園のコスモス園
日本最大級のコスモス園らしい・・・。
見頃のキバナコスモス。
サロマ湖キムアネップ岬の案内板
サロマ湖から昇る朝日、
サロマ湖に沈む夕日の撮影スポットにもなっています。
北海道の天然記念物に指定されている
サロマ湖キムアネップ岬のサンゴ草群生地。
(サンゴ草は、環境省のレッドデータブックでは、
近い将来、絶滅の危険性がある植物に指定されています。)
「キムアネップ岬のサンゴ草群落は、
湖上いっぱいに広げられた深紅のカーペット。」 こんな光景を期待していたのですが・・・、
赤い絨毯が湖面に広がっているとは言い難い光景です。
光が無いので余計に寂しい。
このキムアネップ岬のサンゴ草群落の近くに、
能取湖のアッケシソウ(サンゴ草)群落がありましたが、
能取湖とオホーツク海との間に「永久水路」ができたため、
湖畔の水位が下がって群生地の乾燥化が進み、
生育不良となってしまいました。
その後、地元の努力で一時復活させたのですが、
数年前から群生地への土砂搬入や
湖との境界に造られた堤防が乾燥化などを招き、
土砂に含まれた硫化物の酸化によって
土壌の強酸性化が起き、再度生育不良となり
壊滅寸前となりました。
そして現在は、さんご草の再生に取り組んで、
全盛期の十分の一程度、もとの状態に戻りつつあるようです。
北海道の観光ガイドに紹介されているような
日本一のサンゴ草群生地に早く復活するといいですね。
取り敢えず、キムアネップ岬へ行ったという証明写真にしましょう。
JR北海道 釧網本線の北浜駅(北海道網走市北浜)
この北浜駅は、オホーツク海にいちばん近い駅として知られ、
駅のホームの向こう側はオホーツク海です。
無人駅ですが、北浜駅舎内の駅事務室を
改装した喫茶店『停車場』があります。
オホーツク海に沈む夕日
そして翌日、
澄み渡った青空、オホーツク海の青、
まさに、オホーツクブルーの日です。
道の駅 うとろ・シリエトク
ウトロ市街地に入る国道334号線沿いにある道の駅。
(北海道斜里郡斜里町ウトロ)
ウトロ港からの観光船で世界遺産知床クルーズの前に、
オシンコシンの滝へ。
日本の滝百選に選ばれたオシンコシンの滝。(知床八景のひとつ)
落差 80m 滝幅 30m
知床半島最大の滝です。
途中から流れが2つに分かれていることから
「双美の滝」とも呼ばれています。(北海道斜里郡斜里町)
次回は、世界遺産知床クルーズ。
ウトロ港から出発の
知床観光船『おーろら』船上からの絶景です。
写真撮影日 2012年9月13日・14日