2013年05月28日
徳島県の観光地・撮影スポット 鳴門海峡の日の出(ルネッサンス リゾート ナルトから)
鳴門海峡の静かな夜明け(ホテルのバルコニーから撮影)
向うに見えるのは淡路島です。
元旦に宿泊すれば、ホテルから初日の出を拝めます。
淡路島から昇る朝日が鳴門海峡に反射して輝いています。
鳴門海峡を挟んで反対側にある淡路島の「ホテルニューアワジ プラザ淡路島」からは、
夕陽が鳴門海峡に反射して、海がオレンジ色に光る光景が見えます。
では、いつものようにホテルのお部屋の写真も数枚撮りましたので、
四国旅行の際には参考にして下さいませ。
↓
写真撮影に便利なバルコニー付きです。
私のホテルの評価は、天気の良い日に泊まり、
部屋からの眺望が良く、且つ、日の出か夕景の撮影が出来て、
さらにバルコニーが付いていたら★5個になります。
ホテルの部屋は、オーシャンビューです。
レストランや海を望む展望温泉、露天風呂に近いメインタワーにしました。
一番左のドアは、洗い場のあるバスルーム。その手前のドアはオトイレ。
壁一面の鏡が付いた洗面室です。
ルネッサンス リゾート ナルト 1Fのテラスカフェ オーゲからは、目の前に海面が広がります。
ホテルから望む大鳴門橋。浜辺は、夏には海水浴客で賑わいます。
2013年05月26日
徳島県の観光地・撮影スポット 鳴門公園(鳴門海峡・大鳴門橋・渦の道)
お茶園展望台からの鳴門海峡と大鳴門橋。
奥は淡路島です。
鳴門観光汽船。(鳴門の渦潮見物の遊覧船、観潮船です。)
水面下1mの展望室から海中の渦の様子が間近で見ることもできる水中観潮船「アクアエディ」もあります。
お茶園展望台
昔、阿波藩主の蜂須賀候が茶屋を設け、観潮した場所として有名です。
渦の道は鳴門海峡に架かる大鳴門橋の橋桁内(車道の下)に造られた海上遊歩道です。
渦の道の海上遊歩道からは、鳴門海峡の渦潮を
海上45メートルのガラス床からのぞき込むことができます。
もちろん、ガラスの上に乗っても落ちません。
瀬戸内海国立公園 鳴門海峡の飛島
飛島に立つ白亜円形の灯台は、鳴門飛島灯台です。
渦の道の遊歩道からは淡路島(兵庫県南あわじ市)方向に巨大な風車群がみえます。
14基写っていますが、15基のようです。
巨大風車の近くにはかなりの民家が密集しているようにも見えるのですが・・・
こんなところに、15基も建っているのにはちょっと驚きました・・・・。
あの辺りは、瀬戸内海国立公園に該当しないのですね。
「羽根のない扇風機」を作ったのはダイソンですが、
今度は、「風車のない風力発電機」をオランダのデルフト工科大学が開発したそうです。
さらに実用化に向けた研究を進めているようです。
「ぐるぐる巨大渦になって凄い迫力!」と、言いたいのですが、当日は、残念ながら小潮でした。
一応、満潮時刻に合わせて行ったのですが・・・、
大きな渦潮が見たい時は、鳴門海峡の潮見表を確認して
大潮の満潮・干潮時の前後2時間が最適のようです。
また、鳴門海峡の場合、春と秋の大潮の頃には
潮の流れが時速20kmにもなり、渦潮も大きなものが観られるそうです。
特に3月下旬から4月下旬は1年で最も良い渦潮観潮の時と言われています。
大鳴門橋架橋記念館エディから見た鳴門海峡と大鳴門橋
渦の道から徒歩3分の場所にある大鳴門橋架橋記念館エディには、
鳴門海峡の絶景を楽しめる屋上パノラマ展望台があり、
晴れた日には太平洋側の和歌山県や瀬戸内海側の小豆島まで望むことができます。
ここも鳴門海峡と大鳴門橋の撮影スポットです。
大鳴門橋架橋記念館エディから見た鳴門海峡と大鳴門橋
お茶園展望台からよりも間近に見えます。
大鳴門橋架橋記念館エディの屋上パノラマ展望台から
宿泊ホテルの「ルネッサンス リゾート ナルト」が見えます。
観光地に近く、
徳島阿波おどり空港(旧徳島空港)からの無料送迎バスがあり、
部屋のバルコニーから朝日が見えるということで、
こちらに2連泊です。(次回の更新にてその朝日をご覧下さいませ。)
大鳴門橋を渡った淡路島に「ホテルニューアワジ プラザ淡路島」があります。
このホテルからは、鳴門大橋に沈む夕陽と光が海に反射して、
海がオレンジ色に光る様子を撮影できるそうです。
どちらに宿泊しようかと迷ったのですが、今回は「大塚国際美術館」が目的だったので、
「ホテルニューアワジ プラザ淡路島」は次回にということで。
一番の希望は、「鳴門パークヒルズ ホテルリッジ」でしたが、
いえいえ、庶民ですもの「ルネッサンス リゾート ナルト」ですよ。
次は千畳敷展望台へ。
千畳敷展望台からの鳴門海峡と大鳴門橋
千畳敷展望台は、渦の道から徒歩2分です。
お土産屋さんやレストランが並び、鳴門公園でいちばん賑やかな所です。
大鳴門橋の人気撮影スポット、定番の記念撮影場所です。
もしもし、いったいどれだけ大鳴門橋を撮影するのよ・・・と、言われそうですが
鳴門公園のどの観光施設に行っても大鳴門橋が悠然と構えているのです。(笑)
千畳敷展望台脇の階段から相ヶ浜へ下ります。
海沿いの遊歩道を歩いて、大鳴門橋を見上げるアングル。
ちょっと、曇り空ですが、旅行3日目、
夕方の飛行機まで時間があったので鳴門公園を再度散歩です。
階段が結構急なのでここまで降りてくる観光客はいないようです。
といいますか誰もいませんでした。
渦の道の海上遊歩道が見えます。
渦の道の海上遊歩道の両側面は、網構造(フェンス)とガラス面になっています。
相ヶ浜に設置されていた看板には「世界三大急流」が記されています。
只、看板は「環境庁」時代の古い物でした。(「環境省」は、2001年から。)
ググると、イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡、日本の鳴門海峡が、
「世界三大潮流」といわれているようです。
相ヶ浜から孫埼灯台が小さく見えます。
ここから海抜約50メートルの場所にある孫崎灯台まで歩くことにしました。
鳴門公園の案内板。白い道が孫崎灯台までの遊歩道です。
孫崎展望台
孫埼灯台近くにあり、鳴門海峡や大鳴門橋を望む絶景の撮影ポイントです。
主な観光施設からはちょっと離れていますので観光客は、誰もいませんでした。
孫崎灯台(昭和26年12月20日設置点灯されました。)
孫崎灯台は孫崎の先端にあり、高さは約11メートル。四角い灯台です。
瀬戸内海と紀伊水道を結ぶ航路の鳴門海峡を通航する船舶の道しるべとなっています。
エスカヒル鳴門の展望台から眺める鳴門海峡と大鳴門橋。(360度のパノラマ展望台です。)
エスカヒル鳴門のエスカレーター(高低差34m、全長68m)は、
その長さでは日本一でしたが、
現在は、香川県丸亀市のニューレオマワールドにあるエスカレーターの
「マジックストロー」に抜かれています。
その日本一のエスカレーター「マジックストロー」は、
高低差42m、中間部に水平部が設けられていて長さは約100m、三菱電機製です。
神戸淡路鳴門自動車道。中央は、大塚国際美術館です。
エスカヒル鳴門の展望台の隣に鳴門山展望台があります。
ここから見える景色は、エスカヒル鳴門の展望台からとほぼ同じですが、
大砲のようなりっぱなレンズを構えたカメラマンで満員なのです。
鳴門大橋の最高の撮影スポットなのかと思ったら、
彼らは鷹(サシバ)の渡りを狙っていました。
鳴門山展望台は、野鳥の渡りの撮影・観察スポットとして有名のようです。
鳴門公園周辺観光案内図
↓ 拡大版
上の案内図の黄色の部分が遊歩道です。緑色は、神戸淡路鳴門自動車道。
遊歩道(四国のみち)は、大塚国際美術館の裏側を通り、
写真奥に見える階段を降りて来ると千鳥ヶ浜海岸です。
千鳥ヶ浜海岸からの眺望。
ここからも鳴門海峡に架かる大鳴門橋がみえます。
写真撮影日 2013年3月21日〜23日
鳴門公園の所在地 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦
2013年04月26日
システィーナ礼拝堂(大塚国際美術館2)
前回の「大塚国際美術館スクロヴェーニ礼拝堂」の続きです。
システィーナ礼拝堂主祭壇の「最後の審判」
大塚国際美術館のシスティーナ・ホールには
ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂天井画を原寸大で完全再現しています。
今年の3月、ローマ法王(266代)を選出する選挙「コンクラーヴェ」が
開催された場所が、バチカン宮殿にあるこのシスティーナ礼拝堂です。
エル・グレコの大祭壇衝立画復元
19世紀初頭、ナポレオン戦争で破壊され散逸した幻の祭壇画を
スペインのプラド美術館にあるエル・グレコの5点の作品
「キリストの復活」、「キリストの磔刑」、「受胎告知」、「聖霊降臨」、
「キリストの洗礼」にルーマニア国立美術館の1点「羊飼いの礼拝」を
加えた6点で、この大祭壇衝立画を原寸大で推定復元しています。
ラファエロの円形画(トンド) 「小椅子の聖母」 直径71cm 原寸大複製
大塚国際美術館にはラファエロの作品は10点展示しています。
因みに、上野の国立西洋美術館で「ラファエロ展」開催中です。6月2日(日)まで。
ジャン=フランソワ・ミレーの名作「落ち穂拾い」 原寸大複製
ジャック・ルイ・ダヴィッド「皇帝ナポレオン一世と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」
縦6m10cm、横9m31cm ルーヴル美術館所蔵のレプリカです。
1804年、パリのノートルダム大聖堂で行われた皇帝ナポレオンと皇妃の戴冠式の様子。
等身大の191名の人物が描き込まれ、原寸大で複製しています。
昨年、オリジナルはテレビ東京「美の巨人たち」の「今週の1枚」で登場しています。
ジャック・ルイ・ダヴィッド本人作のレプリカは、「ベルサイユ宮殿」に展示されています。
皇帝ナポレオン一世と皇妃ジョゼフィーヌ
パブロ・ピカソの大作「ゲルニカ」
縦3 m49cm、横7 m77cm 原寸大複製
古代〜中世(B3F)が展示スタート場所になりますが最後に鑑賞しました。
時代順に廻ると閉館時間を過ぎる心配もあり、
バロック〜近代(印象派)(B1F)→ ルネサンス〜バロック(B2F)→
現代・テーマ展示(1F)→ 現代・テーマ展示(2F)→ 古代〜中世(B3F)
の順不同で、朝9時30分から16時までの6.5時間で
世界の名画(陶板名画)1000点を一応全て鑑賞しました。
作品が多く、施設が広すぎるので「ウオーキングシューズ」は正解でした。
因みに、開館時間は、9時30分から17時まで。
本物を見に海外へ行く前に一度「大塚国際美術館」を訪れるのも良いかもしれませんね。
「大塚国際美術館」
所在地 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65−1(鳴門公園内)
交通(アクセス)
【徳島空港から】
■『徳島空港』バス停→『大塚国際美術館前』バス停
(鳴門公園行(徳島バス)約30分460円
■ 徳島空港よりタクシー(約30分4000円位 美術館正面エントランス)
【新神戸駅から】
■ 徳島行き高速バス→『高速鳴門』下車
【高速鳴門から】
高速鳴門より路線バス
徳島バス『小鳴門橋バス停』
→『大塚国際美術館前』バス停
(鳴門公園行、約15分240円)
【岡山駅から】
■ JR岡山駅→瀬戸大橋線・高徳線・鳴門線経由→JR鳴門駅
鳴門駅からは「鳴門公園行」路線バス
→『大塚国際美術館前』バス停(約15分270円)
【徳島駅から】
■ JR徳島駅→『大塚国際美術館前』バス停
徳島バス「鳴門公園行き」
約55分690円
【高速鳴門から】
■ 高速鳴門より路線バス
徳島バス『小鳴門橋バス停』
→『大塚国際美術館前』バス停
(鳴門公園行、約15分240円)
■ 高速鳴門 よりタクシー
約15分2200円位 美術館正面エントランス
2013年04月19日
世界で一番美しい礼拝堂ともいわれるスクロヴェーニ礼拝堂内部のフレスコ壁画
スクロヴェーニ礼拝堂内部の、ジョットのフレスコ壁画。
( 間口8m41cm 奥行き20m90cm 高さ12m65cm )
スクロヴェーニ礼拝堂のフレスコ画に描かれているのは
「キリストの生涯」25場面と「聖母マリアの生涯」12場面です。
内陣アーチの中央部分は「受胎告知」です。
入口上の壁面には「最後の審判」が描かれています。
「最後の審判」の「天国と地獄」
中央はキリスト。
左下には天国へ迎えられる善人。右下には地獄へ落とされる悪人が描かれています。
中央左下(天国側)に、私財を投じて礼拝堂を建設したエンリコ・スクロヴェーニが
この礼拝堂をマリアに捧げています。
高利貸しで財をなした父の罪の消滅を願ってこの礼拝堂を建てたといわれます。
円天井
スクロヴェーニ礼拝堂は、イタリアのパドヴァにあります。
しかし、日本に居ながらこの礼拝堂内部を体験できるのです。
スクロヴェーニ礼拝堂の、ジョットのフレスコ壁画を
原寸大で忠実に再現しているのは、
四国徳島県鳴門市にあるの「大塚国際美術館」です。
「大塚国際美術館」は、大塚グループが徳島県鳴門市に設立した
日本最大級の常設展示スペース(延床面積29,412平米)を有する
世界初の「陶板名画美術館」です。
世界25ヶ国、190余の美術館が所蔵する古代から現代までの
西洋名画1000余点を陶板により原寸大で再現しています。
原寸大の西洋美術画集とでもいいましょうか。
『皇帝ナポレオン1世とジョゼフィーヌの戴冠』の大画面(629×926cm)には圧倒されます。
また、古代遺跡や教会などの壁画を環境空間ごとそのまま再現しているのです。
日本に居ながらにして古代ローマ、中世ヨーロッパ、ルネッサンス、
バロック、近代、現代の有名絵画を一挙に鑑賞できるのです。
しかも、館内は、写真撮影が可能なのです。(フラッシュは禁止です。)
『真珠の耳飾りの少女』フェルメール
2012年夏、東京都美術館のグランドオープンを飾った作品です。
大塚国際美術館では、行列しなくても大丈夫です。と、いうより、この作品の前には誰もいないのです。
絵画と陶板では質感が違うものの、
陶板でここまでも複製できるのかと驚くばかりです。
『モナ・リザ』 レオナルド・ダ・ヴィンチ
『鳥と少女』ルノワール
大手町、三菱一号館美術館で開催中の『クラーク・コレクション展』で
本物を鑑賞した2週間後に訪れた「大塚国際美術館」です。
複製画では本物の持つ魅力に及ばないのは仕方ないのですが、
古代から現代に至るまでの西洋美術の変遷が
美術史的に理解できるように順を追って展示しています。
西洋美術を理解するには非常に価値のある美術館なのです。
『団扇を持つ若い女』ルノワール
2010年、六本木の新国立美術館で開催された『ルノワール展』の
ポスターや入場券、パンフレットにも使われた少女の絵です
この絵も『クラーク・コレクション展』に展示されていました。
ルノワールの作品は他にも『劇場の桟敷席(音楽会にて)』等、数点ありました。
『日傘をさす女』モネ
六本木の新国立美術館で開催された『モネ展』の行列を思い出してしまいました。
ここでは、ゆっくりできます。
館内の西洋名画1000余点を全て鑑賞したのですが、
地下3Fから地上2Fまである5F建ての移動距離は
4Km程度になり、1日かかりました。
館内にはレストラン・カフェもあります。
(レストランには、『最後の晩餐』というメニューもあります。)
入場料は一般3150円。見る前は少々高いと思ったのですが、
3150円以上、充分楽しめる美術館です。
また、一旦外出しても当日なら再入場することが出来ます。
しかも、小中高生は、520円。
「校外学習の場」として美術館を利用するためのサポートに
積極的に取り組んでいるとのこと。
次回は、原寸大の広大さを完全再現したミケランジェロのシスティーナ礼拝堂です。
「大塚国際美術館」
所在地 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65−1(鳴門公園内)
交通(アクセス)
【徳島空港から】
■『徳島空港』バス停→『大塚国際美術館前』バス停
(鳴門公園行(徳島バス)約30分460円
■ 徳島空港よりタクシー(約30分4000円位 美術館正面エントランス)
【新神戸駅から】
■ 徳島行き高速バス→『高速鳴門』下車
【高速鳴門から】
高速鳴門より路線バス
徳島バス『小鳴門橋バス停』
→『大塚国際美術館前』バス停
(鳴門公園行、約15分240円)
【岡山駅から】
■ JR岡山駅→瀬戸大橋線・高徳線・鳴門線経由→JR鳴門駅
鳴門駅からは「鳴門公園行」路線バス
→『大塚国際美術館前』バス停(約15分270円)
【徳島駅から】
■ JR徳島駅→『大塚国際美術館前』バス停
徳島バス「鳴門公園行き」
約55分690円
【高速鳴門から】
■ 高速鳴門より路線バス
徳島バス『小鳴門橋バス停』
→『大塚国際美術館前』バス停
(鳴門公園行、約15分240円)
■ 高速鳴門 よりタクシー
約15分2200円位 美術館正面エントランス