

箱根ロープウェイからの大涌谷
白煙が昇り硫黄の臭いが立ち込める大涌谷(標高1044m)は、
箱根ロープウェイの早雲山駅(標高767m)から約8分、
芦ノ湖・湖畔の桃源台駅(標高740m)から約20分です。



箱根ロープウェイ
箱根ロープウェイは、ゴンドラが一定の間隔で次々と出発する自動循環式ロープウェイです。
早雲山から芦ノ湖畔の桃源台までの約4kmを約30分で結んでいます。

黒たまご&ハローキティー (大涌谷観光センター)
箱根町立大涌谷自然科学館が2003年に閉館し、大涌谷観光センターに。

大涌谷の名物に1個食べると7年、
2個で14年寿命が延びるといわれる黒たまごがあります。
玉子は、80℃の温泉湯で10分から15分温め、
更に90℃から100℃の蒸し釜で5分蒸しあげると
温泉の硫化水素と鉄分が結合し、
硫化鉄となって表面が真っ黒の黒たまごになります。
大涌谷噴煙地入口付近には、
弘法大師ゆかりの「大涌谷延命地蔵尊」が祀られたお堂もあります。
お天気が良ければ見事な全景が望める富士山絶景スポットなのですが、
残念なことに雲が多くて見えません・・・。写真省略。
(蜂に注意!の看板に気を取られていました。)
ガイドブックの情報では、
箱根から富士山が1日中見えた日数の一番少ない月は、8月なのです。




玉子茶屋
ここで黒玉子が作られています。
夏休み中なので、平日でも観光客が多いのです!
と、思ったら・・
中国語があちらこちらから聞こえてきます。
中国からの団体さんのようですね。

再び箱根ロープウェイに乗り、芦ノ湖畔の桃源台駅へ。

桃源台港に停泊中の箱根観光船(小田急系)の海賊船です。
芦ノ湖上を走る遊覧船は、
他に、伊豆箱根鉄道(西武系)の芦ノ湖遊覧船もあります。
が、2社の遊覧船は発着場所が違うので観光客にとっては、
ちょっと、不便なのです・・・。
また、箱根の観光を隈なく楽しむためにも
フリーパスを利用したいのですが、
これが、便利でお得のようでも、じつは不便・・・。
小田急系の「箱根フリーパス」では
西武系の交通機関(電車、バス、ロープウェイ、ケーブル、遊覧船)を利用できず、
西武系の「箱根スマイルクーポン」「箱根バスフリー」では
小田急系の交通機関(電車、バス、ロープウェイ、ケーブル、遊覧船)を利用出来ないのです。
別会社なので当然といえば当然なのですが・・・
これは、箱根旅行の注意点ですね。
小田急ロマンスカーを利用して、
箱根ロープウェイ(小田急系)で大涌谷と
箱根 駒ヶ岳ロープウェー(西武系)で駒ヶ岳山頂の
両方を観光しようとすると、
どのフリーパスを利用したらよいのか迷ってしまうのです。
どちらか一方のフリーパスを購入しても
プラス&で他社の交通機関のチケットを
購入しなければならなくて・・・、
(両方を購入すれば別ですが・・・。)
箱根周辺の交通機関はちょっと複雑です。
小田急系と西武系共通のフリーパスがあればよいのですが・・・。
そういう訳で、
海賊船は、箱根園港には停泊しませんので、
箱根ロープウェイ・桃源台駅から6分程歩いて
芦ノ湖遊覧船湖尻ターミナル(西武系)へ移動します。

湖尻港から桃源台駅を望む。

遊覧船からの「ザ・プリンス箱根」
今回もお宿は、箱根芦ノ湖畔にたたずみ
富士山が見える宿の「ザ・プリンス箱根」です。
家族旅行なので今回も
本館 富士山ビューツイン芦ノ湖側の
2室を合わせたコネクティングルームを予約。
ホテル内の様子は昨年の2月のブログで紹介していますのでご覧下さい。古い話になりますが、・・・
ちなみに、小泉元首相が次男の進次郎さんと
キャッチボールを楽しんでいたのは
このザ・プリンス箱根(旧 箱根プリンスホテル)です。
駄ですが、
一度は泊まってみたい箱根のお宿といえば、
「箱根・翠松園」の食彩湯楽プラン&ラグジュアリーセダンでの都内からの送迎付き!
お部屋は最上級客室のラグジュアリースイートでしょうか。
(占有面積は110平米を越え、自家源泉掛け流し温泉露天風呂付)
おひとり・一泊・10万円。
「いつかみんなで泊まろうねぇ〜。」
な〜んて言っても、誰も本気にはしていないのです。
只、誰かさんが、さだまさしの「夢の夢♪♪♪」を口ずさんでいるのです。
写真撮影日 2010年8月20日
大涌谷(おおわくだに)
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町大涌谷
交通アクセス 箱根登山鉄道箱根湯本駅→伊豆箱根バス大涌谷経由湖尻・箱根園行きで35分
箱根ロープウェイを利用の場合
早雲山駅から約8分、桃源台駅から約20分。
本館サイト(高画質写真集)
東京風景写真-宵祭り-Digital Photo by Yoimatsuri