今年も行って来ました。国際的山岳リゾート、上高地。
只、今回の旅行のメインは、乗鞍岳です。
いつもは、5月の連休明けの穂高連峰に雪が残る新緑の季節か、
9月末の初秋、夏の観光客の落ち着いた頃に訪れるのですが、
今年は、涼を求めたものですから、上高地が一番賑わう季節にハイキングです。
いつものように、松本駅まで「JR特急スーパーあずさ1号」に乗車。
そして、乗り継いだバスは、大正池で降車します。(松本バスターミナルから約90分)

大正池

やはり、8月は観光客で賑わっています。

大正池から望む穂高連峰。定番の撮影スポットです。

大正池から田代池への遊歩道。

焼岳と立ち枯れの木々。

上高地は、標高1,500mです。

わたしたちが訪れた3日前の8月25日 午後2時頃、
大正池そばの田代湿原にツキノワグマが出没したようです。
上高地では、8月22日と24日にも目撃情報がありましたので、
もちろん、熊鈴は、携帯していましたが、日中は観光客で賑わっていますので今回はポケットの中です。

田代池

田代湿原からの穂高連峰。

ここにも、「熊に注意」の看板があります。
突然、お互いにばったり遭遇しないように、
熊さんが感知できる「人間に注意」の「お知らせ熊鈴」は、必要のようですね。
でも、観光客全員がジャランジャラン鳴らすと、ちょっと興ざめな上高地になるのでしょうか。
でも、心配御無用。用心深いのは私だけのようです。
遊歩道を歩く観光客の皆さん、熊鈴を携帯している方は全くいません。
(本格的な登山スタイルの方は、携帯していますが。)

田代橋からの穂高連峰。
白い建物は、「上高地ルミエスタホテル(旧 上高地 清水屋ホテル)」です。
上高地では、毎回、こちらに泊まっていますが、
今回は、飛騨高山の「ホテルアソシア高山リゾート」です。
因みに、「上高地ルミエスタホテル(旧 上高地 清水屋ホテル)」の客室の様子は、
こちらに掲載しています。http://yoimatsuri.sblo.jp/article/56192426.html
「上高地帝国ホテル」
散策の途中に立ち寄りましたが、
ロビーラウンジ、レストランは、大変な混み具合です。
運ばれてきた料理をサッサと食して脱出。
この騒然とした「上高地帝国ホテル」での時間は無かったことにしましょう。
その後、
↓
梓川の畔のベンチで、この上高地の自然を満喫した訳ですが・・・。
今年は、ちょっと残念な「上高地帝国ホテル」でした。
いえいえ、夏真っ盛りの観光シーズンですもの、混雑は致し方ありませんね。
序なので、「帝国ホテル」の東日本大震災時の
心の温まるエピソードを紹介しておきましょう。
日比谷の「帝国ホテル東京」は、東日本大震災が起きた2011年3月11日、
ホテルの宿泊客やレストランの利用者だけでなく、
外部から2000人の帰宅困難者を受け入れたのです。
ロビーや宴会場、廊下スペースを開放したばかりか、
毛布やペットボトルの水、保存食などを無料で提供し、
交通機関が復旧する翌朝6時30分には
水とパンを再度配布したほか、宴会場で温かい野菜スープを振る舞ったそうです。
携帯電話の電池切れの帰宅困難者には、フロントで充電もしてもらえたようです。
近隣の外資系ホテルではドアを開けてもくれなかったそうですが・・・。
(こちらも、防犯上致し方ない選択だったかもしれませんね。)

2013年8月28日の上高地は、快晴。気温 10時 20℃、15時 21℃

中央は、岳沢小屋。(標高2,230m)

河童橋からの梓川。

穂高連峰。

明神池方面へ歩きます。

明神池への遊歩道。
河童橋から明神池まで(右岸コース)の景観は、
過去の写真とほぼ同じなので、
こちらの過去のページでご覧下さいませ。http://yoimatsuri.sblo.jp/article/33023136.html
今回は、飛騨高山に宿泊なので、バスターミナルへ戻ります。
上高地バスターミナル →(25分)→ 平湯温泉乗り換え →(50分)→ 高山濃飛バスセンター(JR高山駅すぐ横)

宿泊のホテルは、人気温泉旅館ホテル250選に5回以上入選している「5つ星の宿」、
「ホテルアソシア高山リゾート」です。
高山駅からは無料のシャトルバスがあるので便利です。

「ホテルアソシア高山リゾート」の客室です。

客室からは、高山市内と北アルプスが一望です。

客室からは、北アルプスの大パノラマが広がります。
また、ホテルの露天風呂からも北アルプスの雄大なパノラマを望めます。

暮れゆく高山市内。

客室からの笠ヶ岳の夕景。
そして、一夜明けて、

客室からの日の出前の景色です。

客室からは、北アルプスから朝日が昇る景色を見ることが出来ます。
29日の早朝は、北アルプスの山々に雲がかかっていたので
「北アルプスの日の出」は、こんな感じの写真になりました。
次回は、江戸時代の街並みが随所に残る飛騨の小京都、高山の観光です。