前回の『満開の伊豆の河津桜まつり』の続きです。
伊豆の河津桜まつりへは、朝早く出発したので日帰りも可能でしたが、
「相模湾の朝日も眺めよう!」と、いうことで、
露天風呂から(海から昇る)朝日が見えるホテル、
熱海の「ホテル ミクラス(HOTEL MICURAS)」に宿泊。

部屋からの眺望は、正面に熱海サンビーチ。
↓

相模湾。

絶景のオーシャンビューが広がります。


手前は熱海港。
錦ヶ浦山頂に熱海城が見えます。

熱海城。
夜は、

熱海城のライトアップも見えます。

久し振りの夜景撮影。ですが、気合いが入っていませんね。
一般的にホテルの部屋の照明は、
リラックス効果を高めるための間接照明になっています。
このホテルミクラスも、かなり暗めで落ち着いた雰囲気なのですが、
客室設備の電気ケトルでお湯を沸かそうとすると、
部屋の隅にあるコンセントの差し込み口がよく見えない程の暗さなのです。
↑ この写真は、翌朝、明るくなってから撮ったものですが、
夜は、このコンセントの差し込み口に照明が届いてないのです。
じっくり見れば見えない事も無かったのですが、
「そうだ、懐中電灯で照らそう。」と、思ったのが事の発端でした。
大多数のホテルでは懐中電灯は、
クローゼットの中に置いていますので、
まずは、クローゼットの中を探し、
それから部屋中を探しましたが見つかりません。
再度、懐中電灯をクローゼットの中に探すと、

懐中電灯は、同系色のクローゼットの下に設置され、
闇夜のカラスとなっておりました。
懐中電灯というよりもペンライトですね。
↓
しかも、電池切れ間近なのでしょうか、
鍵穴程度しか照らさない光源なのです。
もちろん、LEDではありません。
実際、停電時には、
この懐中電灯を探すことができるのかしらと思ったり、
また、この懐中電灯を枕元に備えていたとしても、
迫りくる東海地震で役にたつかどうか・・・
でも、
「ミクラスさん、ちょっと懐中電灯がしょぼくないですか?」
なんてことは言いません。
自宅でも非常用懐中電灯は枕元に
常備する習慣がありますから、
旅行に出掛ける時も小型のLEDライトを携行して来たのです。
すっかり忘れていました。
熱海といえば、東海地震も心配だからと
『 小型LED水中ライト ダークバスターLED-3PLUS 』
明るさ 170ルーメンの強力ライトを
しっかり、バックの中に持参していました。
すみません・・・ぐだぐたと長〜い説明になりましたが、
つまり、
間接照明の落ち着いた雰囲気の中で、
ゆったりとしていた気分も、
電気ケトルでお湯を沸かそうとした瞬間、
懐中電灯を探すのに時間がかかり、
私の方が、先に沸騰してしまったという訳なのです。(笑)
しかも、明るさ 170ルーメンの強力ライトを持参していたことも
すっかり忘れて・・・・
しかし、
翌朝、目覚めた時には、そんなこんなの出来事も
すっかり忘れてはいましたが、
どうやら、懐中電灯とコンセントの差し込み口の写真は、
ネタ用にしっかりと撮っていたのです・・・(笑)
夜明けの景色です。
↓
相模湾の日の出
↓
(この日の出の写真は、次回に続きます。)
序に、エグゼクティブ(オーシャンビュー)の
室内も一応撮りましたのでご覧下さい。


壁掛けテレビが掛っている壁の裏側には、

ダブルベーシン(洗面台が2つ)
アメニティは、ロクシタン。

洗面所の奥は、バスルームです。

海を望むビューバス。
浴槽は、写真では小さく見えますが、
実際は、タタミ一畳分よりちょっと広いような気もします・・・。
8階(女性用)・13階(男性用)には、露天風呂・大浴場もありますが、
ここで、朝日を浴びながらの入浴も最高です!
上層階の確約は、正解でした。
下層階では、ブラインドを下ろさないと外から見えるかもしれません。

ミクラスダイニングでの夕食も窓際席のオーシャンビュー。
朝食時は、夕食が窓際席でしたので、
交代で中程の席になります。
レストランも落ち着いた雰囲気です。
熱海といえば、小説「金色夜叉」に登場する「貫一とお宮」。

間貫一が「 いいか宮さん。来年の今月今夜、再来年の今月今夜、
10年後の今月今夜、僕の涙できっとこの月を曇らせてみせる。」
と、パロディでよく知られている名ゼリフを言った後、
お宮を足蹴にして立ち去るシーンです。
熱海サンビーチにある貫一お宮の像も記念に撮り、
その後、
熱海梅園も丁度見頃ということでしたので、
行って見ることにしました。
満開の伊豆の河津桜が余りにも見事に輝いていたので、
熱海梅園は、見頃とはいうものの
曇り空の所為か、ちょっと渋い風景・・・






帰りは、小田原城を散歩。

写真撮影日 2012年3月12日・13日
■ 貫一お宮の像
所在地 熱海市東海岸町
■ 熱海梅園
所在地 熱海市梅園町1169-1
・ JR来の宮駅より徒歩 約10分
・ JR熱海駅よりバスで約15分《梅園入口》バス停で下車し徒歩5分
■ 小田原城
所在地 神奈川県小田原市城内6-1
小田原駅から徒歩10分
次回は、ホテルミクラスからの眺望、海から昇る朝日の特集版です。