2010年06月09日
黒部峡谷鉄道本線(トロッコ列車)
黒部峡谷鉄道本線のトロッコ電車です。
にわか鉄道マニア「鉄女」に転身?
スピード感を強調して、流し撮りに挑戦です。
黒部峡谷鉄道本線のトロッコ電車の普通客車(窓ガラス無しのオープン型)の
座席は横一列4人掛けとなります。
宇奈月発は進行方向右側が絶景です。
富山県黒部市の宇奈月駅から欅平駅まで、黒部川に沿って走る距離は20.1km。
黒部峡谷鉄道本線は、元々は電源開発のための専用鉄道で、
沿線にあるダム・発電所への資材運搬列車や、
関西電力関係者専用列車も運行されています。
また、トロッコ電車の客車は、普通客車(窓ガラス無しのオープン型)の他に、
特別客車(窓付 開閉可能・・・別途車両券 片道360円が必要です。)
リラックス客車(窓付 開閉可能・・・別途車両券 片道520円が必要です。)
パノラマ客車(窓付 開閉可能・・・別途車両券 片道630円が必要です。)
があります。
黒部峡谷鉄道の出発地点「宇奈月駅」は、標高224メートル。
今回は、この宇奈月駅から釣鐘駅までの片道1時間乗車し、宇奈月駅に戻ります。
今は遊歩道となった旧山彦橋。
(新山彦橋上を走る黒部峡谷鉄道のトロッコ電車から)
宇奈月駅から山彦橋を渡って宇奈月ダムまでは、
黒部川沿いを散策できるやまびこ遊歩道があります。
道の途中にあるやまびこ展望台(宇奈月駅から徒歩3分)は、
新山彦橋を走るトロッコ電車の絶好の撮影ビュースポットです。
古城のような建物は・・・
柳橋駅付近にある関西電力 新柳河原発電所
柳橋駅は、関西電力関係者の工事専用駅であり、
一般客の利用はできません。
森石駅
柳橋駅と森石駅間の途中に、赤い帽子と前垂れをした仏石があります。
天然の岩が、まるで仏様のように見えるので 「仏石」と呼ばれています。
車内放送で案内されますが、右手に一瞬見えるだけなので、見逃してしまいます・・・・・・。
因みに、一般客の乗車可能な駅は、宇奈月・黒薙・鐘釣・欅平駅のみ。
それ以外の駅では、乗り降りできません。
黒薙温泉へは、黒薙駅から山道を約20分歩きます。
黒薙温泉は峡谷最古の露天風呂で、ふもとの宇奈月温泉の源泉でもあります。
出し平(だしだいら)ダム(重力式コンクリートダム)
黒部川第二発電所
鐘釣駅周辺には、河原に湧き出る露天風呂や万年雪など、観光スポットがありますので、
ツアー客等、多くの観光客が下車します。
今回は釣鐘駅にてUターン。
黒部川。
黒部峡谷鉄道猫又駅付近にある黒部川第二発電所。
建築家、山口文象氏の設計。
関西電力は、2011年夏から、老朽化している黒部川第2発電所の
発電機や水車などの発電施設をリニューアルし、
最大出力を向上させる大規模改修事業に着手します。
尚、「富山の建築百選」に選ばれている発電所建屋の外観は変えません。
黒部峡谷鉄道 宇奈月駅構内で記念スタンプを押して・・。
黒部峡谷鉄道 宇奈月駅舎を後に・・・富山へ。
黒部峡谷鉄道 宇奈月駅
■所在地
富山県黒部市黒部峡谷口
■交通・アクセス
富山地方鉄道宇奈月温泉駅から200メートル。
本館サイト(高画質写真集) 東京風景写真-宵祭り-Digital Photo by Yoimatsuri