2010年07月27日

遊歩百選 野反湖ハイキング・ノゾリキスゲ開花情報・八間山(上信越高原国立公園 群馬県中之条町 旧六合村)

富士見峠からの野反湖


富士見峠からの野反湖。 天体写真撮影に最適な天体観測スポット。




富士見峠からの野反湖


手前の黄色い花は、ノゾリキスゲ。

小鳥のさえずりしか聞こえない静寂な別天地。




富士見峠からの野反湖


湖の奥の方にはダムと野反湖キャンプ場
(野反湖ロッジ・第一キャンプ場・第二キャンプ場)があります。





最高気温35度超え「猛暑日」の燃える下界を急遽脱出し、
10度以上も低い高原、ノゾリキスゲが見頃の野反湖でハイキングです。
16時30分頃の気温は、20度位でしょうか。
ひんやりとした風がとても気持ちよく、まさに天空の避暑地。

日本でも第一級の天体観測地なのでしょう。
ここから眺める風景には、人工物が何もありません。

三大流星群の一つ、ペルセウス座流星群が8月13日の明け方にピークを迎え、
夜空が暗く条件が良い所なら50個以上見えると予想されています。

また、8月10日が新月のため、月明かりの影響が少なく好条件のようです。


お勧めの天体観測写真撮影場所ですね。




2000m級の山々に囲まれた野反湖(人造湖)は、
群馬・長野・新潟の県境に位置し、
周囲12km、標高1,514mのダム湖です。

夏の湖畔にはノゾリキスゲやレンゲツツジなど
300種類以上の高原植物が咲き乱れ、
秋には燃えるような紅葉がハイカーの心をとらえて離しません。

只、熊も生息しているようなので、
野反湖周辺では熊除けの鈴は必要品のようです。




遊歩道


整備された遊歩道。ベンチもあります。




遊歩道


ウッドチップを敷き詰めた遊歩道(階段)。



八間山方面



ノゾリキスゲ


ノゾリキスゲ




遊歩百選


湖を一周する遊歩道。
読売新聞「遊歩百選」に選ばれました。



ノゾリキスゲ


ノゾリキスゲの群生。というほどでもありませんが、咲き誇っています。



ノゾリキスゲ



ノゾリキスゲ



ノゾリキスゲ


ノゾリキスゲはニッコウキスゲと同じですが、
野反湖ではノゾリキスゲと呼ばれています。

朝方開花し、夕方に閉じる一日花。(ワスレグサ属)







帰り際、日が差してきましたので、八間山方面を再度撮影。


八間山方面



八間山方面



遊歩道


西日に照らされて光っています・・・





八間山方面


奥の山が八間山。




登山道地図


野反湖・八間山・弁天山・湖畔一周ハイキング・登山道地図
(上信越高原国立公園 群馬県中之条町 旧六合村)


拡大図は、こちらです。(1024×768)










写真撮影日 2010年7月22日








野反湖(のぞりこ)

所在地  群馬県吾妻郡中之条町入山

交通アクセス JR長野原草津口駅→JRバス野反湖行きで1時間、終点下車
           バスは1日2往復

因みに、国道(R)405号線はカーブが多く、
1車線幅の狭い区間もあり、ドライバー泣かせの酷道です。

バスの対向車離合困難な上に、
断崖絶壁ガードレール無しのスリル満点!

12月から翌年の4月下旬頃までの間は、冬期閉鎖になるようです。




草津温泉から約20km。


白砂山(日本二百名山)の登山口です。












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